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2017年2月21日

内装材の選び方

内装材の選び方

内装材の仕上げは、石膏ボードの上に張ったり塗ったりします。
一般的に一番多いのが、ビニールクロスです。一番安価で扱いやすく張り替えも簡単です。
色柄も豊富で、柱や下地材が動いてもビニールですので、伸縮に強いのも特徴です。
施工者にとって、クレームになりにくい商品ですので心強い素材ですが
弊社では、ビニールクロスは殆ど使いません。

漆喰施工例

布クロスを選択する

こんにちは。西東京市で自然素材の家造り、真柄工務店代表の眞柄です。
弊社ではビニールクロスではなく、布クロスをよく使います。
理由は、通気性がある事と耐久性が高いからです。
布クロスは、綿、麻、絹などから出来ていて、結婚式場やホテルなどに使われる事が多いことからも、
耐久性が高い事が分かりますね。
布クロスはビニールクロスと違い、静電気を起こさないので、ほこりを吸い寄せ付けず汚れにくく、
破れにくいので長い間美しい状態を保ちます。
布クロスのデメリットを上げるとすれば、施工できる職人さんが少ないです。
誰でも張れる素材ではないので、施工単価がビニールクロスに比べて高くなります。
しかし、耐久性はビニールクロスに比べて格段に違いますから、長い間使えるので、結局は安くつきます。

紙クロスの上に漆喰施工

漆喰や珪藻土に、偽物は沢山あります。

漆喰や珪藻土の一番のメリットは、調湿性がある事だと思います。
調湿性が高い素材は珪藻土になりますがコストも高いです。
調湿性は少なくても左官塗り壁の風合いが好きな方は漆喰をお勧めします。

漆喰や珪藻土を選択する方々の理由の多くは、化学物質が苦手な方が多く見受けられます。
漆喰や珪藻土は元々自然素材ですが、固めるためにつなぎ材が必要になります。
固めるために何を使っているかが、沢山出ている商品選びに欠かせない事です。
商品の中には合成樹脂で固めて、珪藻土の成分はほんの少ししか入っていない
製品も数多く存在しますので、しっかりと確認したい点です。

漆喰や珪藻土は割れます。

漆喰や珪藻土は絶対に割れない商品は、無いでしょう。
割れると言っても髪の毛の太さぐらいの細かい割れです。
割れてくる場所は、決まって入隅や出隅が多くみられます。平たい場所はあまり割れません。
割れが入るのは、下地に原因があります。石膏ボードは木材にビス止めされています。
木材はどうしても収縮を起こしますので、動きます。動くことによって、薄くひびが入るのです。
割れ無いためには工夫が必要です。
割れを防ぐには、石膏ボードの上に紙クロスを一度張ってから
漆喰や珪藻土を塗ると割れは軽減できます。
そこまで、予算が無い方は、石膏ボードのジョイントに
薄い鉄板を挟み込むと良いでしょう。
弊社では1年点検時に割れた場所は再施工しています。
内装材の選び方についてお話しましたが、
いかがでしたか?
内装材も様々な特徴があります。一生に一度の家つくりです。
健康的に暮らせて長く使える素材を選びたいですね。

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投稿者:真柄 大介
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