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2015年5月15日

家の寿命を延ばすためには

こんにちは!
自然素材を使った木造住宅専門真柄工務店、代表の眞柄 大介です。

ご存知ですか?日本の家の寿命は、イギリスの3分の1です。

耐震等級3の基礎配筋
家を建てる方の殆どが、家の寿命は長い方が良いと考えます。
しかし、結果的に日本の家の寿命は、平均で26年と言われています。
他の国はどうでしょうか?アメリカは44年、イギリスは75年です。

平成12年の調査では、40年未満で建替えられた家が
54%。30年~34年が一番多く23%と言うデータ-があります。
なんと、一番短いもので4年未満の家もありました。

なぜ、日本の家の寿命はこんなに短いのでしょうか?

理由は、耐久性の無い工法や、材料で造られているからです。
例えば、本物に似せて作られている新建材。
わずか0.3mm程度に薄くスライスされた木材を合板に
接着剤で張られて床材に使われています。

突板など呼ばれていますが、欧州では0.6mm以上ないと突板と呼びません。
一般的に無垢板のフロ-リングは15mmです。
0.3mmと15mmm誰が考えても15mmの床板が
長く使えるのは明らかです。
しかし、床板など耐久性のある材料を使っても
それだけでは、家の寿命は延びません。

日本は地震が起こる国です。
家の寿命を伸ばすには、頻繁に起こる地震に耐えなければ話になりません
ですから、しっかりとした耐震構造と、壁内結露を起さない対策が重要です。

住宅性能表示制度では、耐震等級は1から3まであります。
等級1は建築基準法で最低限守らなければいけない基準で、
震度6強~震度7にあっても倒壊、崩壊しないレベルです。

分かりにくいですが、一応倒壊はしないが、
損傷を受ける可能性があると言う事です。
最高等級の3は建築基準法の1.5倍の地震力に対して倒壊、
崩壊しないレベルとされているので、家を長持ちさせるには
耐震等級2以上は絶対条件になります。

壁内結露対策も重要です。

しっかりとした基礎、耐久性のある建材を使っても壁内結露を起こして
肝心な構造材を結露によって腐蝕させてしまっては、
地震にも耐える事が出来ず、カビも生えてしまいます。

そして、何よりも怖いのは住んでいる人の
目に見えない所で起こっていると言う事です。
湿度の移動は冬の場合は、室内から室外に移動します。

壁体内に湿気を取り込まない工夫と、外に向かって
透湿抵抗値の低い材料で構成させる事で、結露を防ぐことが出来ます。
しかし、夏になると湿度の移動が逆になってしまいます。
今度は室外から、室内に移動するので、
夏でも冬でも湿度が自由に移動できる壁の構成が必要になってくるのです。

真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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投稿者:真柄 大介
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