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2016年1月18日

漆喰や珪藻土は割れやすいですか?

こんにちは!自然素材を使った木造住宅専門
真柄工務店、代表の眞柄 大介です。

漆喰や珪藻土は割れてきませんか?
紙クロス下地

こんな質問を良く受けます。
漆喰や珪藻土に限らず、ビニールクロスでも下地に
石膏ボードを貼ってから仕上げます。
石膏ボードは柱や間柱など木材にビスを使って止めつけるのが一般的で
ビスの間隔やビスの長さは石膏ボードの厚みによって決まっています。

木造在来工法では、石膏ボードの厚さプラス15mmm以上のビス長さで
周辺部は150㎜以下ピッチ、中央部は200mm以下に止めるのが普通です。
例えば、12.5㎜の石膏ボードだとした、ビスの長さは28mm以上が基本です。

この正しいやり方で石膏ボードを止めていても、
下地材の木材の乾燥収縮によって、引っ張られて仕上げ材がひび割れたりします。
ビニールクロスの場合は、ビニールで出来ているので引っ張りに強く左官による塗り壁材の方が割れやすいのは確かです。

左官の塗り壁材でも割れにくいと謳っている材料もありますが、
割れにくくするためには、やはり樹脂を入れる必要があるので、
自然素材としてはお薦めできません。

そこで私たちは何とか割れにくくする為に、漆喰や珪藻土を塗る前に、
一度竹材をまぜた紙クロスを捨て貼りしています。
紙クロスなので壁の調湿を邪魔しませんし、
紙を貼ることによって割れが激減しました。

割れてしまうのは、ただ単に施工不良と言うことではなく、
ある程度は仕方のない事ですが、新築で家を建てて直ぐに割れてしまうと言うのは、
お客様にとっては気持ちの良い事では無いです。

割れにくい樹脂が入った塗り壁材使うと言う選択をするのならば、
ビニールクロスとあまり変わらないので、
コスト的にもビニールクロスの塗り壁風を選択された方が良いかもしれません。

私達は、自然素材の本来持つ性能を
大事にしていきたいので、
手間がかかっても
紙クロスを貼ってから仕上げます。

真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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投稿者:真柄 大介
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