真柄工務店公式ブログ

» 2016 » 3月のブログ記事

こんにちは!自然素材を使った木造住宅専門
真柄工務店、代表の眞柄 大介です。

日本は技術大国ですよね。
でも、サッシ基準レベルでは、全く後進国です。
自然素材施工例

隣国である中国や韓国よりも窓の基準だけ見ればかなり遅れている。
日本は平成11年の次世代省エネ基準では熱貫流率4.65W/㎡/・Kよりも高性能の窓を推奨しているだけで、
規制をかけている訳では無いので、もっと性能が悪くても使えます。

一方中国北京市では、窓の最低基準を2.5/㎡・Kに決めているので、日本で普通に使われている窓は使えません。

驚きなのは、温暖な気候のスペインでは2.1~2.8W/㎡・Kです
日本に高性能な窓はあるのですが、値段が高すぎる。
特に準防火地域用の窓は値段が高くて使いにくいのが現状です。
値段の問題もそうですが、建築屋もサッシの重要性を理解し提案もしていない会社が多く
建築基準法で制限もしないので、しょうがないですね。
2020年からは変化がありそうですが。

3/11のブログにも登場した外皮性能値の熱貫流率。
今回は窓の性能にも出てきました。
熱貫流率って分かりにくいですよね?
熱の移動は大原則として、2つあります。
一つは、熱は温度の高い物から低い物に移動しますよね。
そして、もう一つは熱の移動には「伝導」「対流」「放射」(輻射)と3つあります。
この熱貫流率は熱が伝わる速さを示しています。

単位を見てみるとW/㎡・K(ワット、ヘイベイ、ケルビン)
これだけ聞いても良く分からないです。
建築関係者でも殆どの方は、分からないで使っています。

ワットこれは皆さん馴染みがありますよね。電気エネルギー量や熱エネルギーです。
実はこれ、一秒間にあたりにどの位エネルギーが消費されているか
又は発生しているかを示しています。
㎡(ヘイベイ)これは、もう面積ですね。
次に出てくるK(ケルビン)また良く分からないKこれは絶対温度なので
K=℃です。温度の単位だと思ってください。

そうすると、先程日本が推奨している4.65W/㎡・Kの性能の窓が
4㎡の面積があり外が気温5度、家の中が20度で計算してみましょう。
4.65w/㎡・kx4㎡x(20-5)K=279Wになります。一方北京市で計算すると150W
1.86倍日本の基準の方が、熱が逃げているのが分かりますね。
例えばこの条件で8時間続くと279W で約53円
一つの窓でお金が逃げている計算になるんです。

平成11年の次世代エネルギー基準で冬は窓から
約60%の熱が逃げて行くと言われていますから、
窓を選ぶ際は熱貫流率に注目して
選んでいくと良いと思います。

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カテゴリー: サッシ 熱貫流率 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | 日本のサッシ基準と熱貫流率 はコメントを受け付けていません。

こんにちは!自然素材を使った木造住宅専門
真柄工務店、代表の眞柄 大介です。
週末は、完成現場見学会でした。
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とても沢山の方々にご来場いただきまして、誠にありがとうございます。
設計士3人で対応しましたが、お昼ご飯も中々取れない状況でした。
来場されたお客様とお話をしていると一番多く聞かれる声は、「暖かい家に住みたい」でした。

最近の家は暖かい??
確かに昔の家に比べれば暖かいのかもしれません。

東日本大震災の教訓から、省エネ基準が改正されました。
2020年にはすべての建物が、この基準をクリアーしなければなりません。

家を建てる際には、確認申請をします。確認申請とは、この様な建物を建てますが、良いですか?
その申請を受けて、担当行政が建築基準法に照らして合わせて審査をして、許可を出してくれます。
許可を貰って初めて家を建築することが出来るのです。
その審査の対象に平成25年省エネ基準も含まれて来るのです。

平成11年基準から平成25年基準で大きく変わったのが家の断熱性能を表す数値がQ値からUA値に変わった点です。

東京で11年基準ではQ値2.7 25年はUA値0.87です。どちらも、数値が小さいほど断熱性能が高くなります。

どちらも、室内を室外より1度暖かくするのに、必要な熱量を単位当たりの総熱損失量を表していますが、11年の床面積で割るのにたいして、25年外皮表面積で割ります。

11年基準から25年基準それはもう、レベルアップしているのかと思いますが、実は目先の表現を変えただけで、殆ど変わっていません。
むしろ、25年基準は換気の損失は入れなくて良くなっていますから、むしろレベルは下がっているのです。
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上記のデーターは新建ハウジングという業界紙から引用していますが、家に対する不満アンケートです。
不満度間取りが1位ですが2位には温熱環境が来ています。
15年前とほとんど変わらない省エネ基準を続けていく限りこのアンケートは、この結果は1位と2位が入れ替わる日は遠くなさそうです。

25年基準で言えばUA値0.6W/㎡K(ワットヘイベイケルビン)以下の住宅を、建てて下さい。お願いする工務店に、UA値がどの位か確認してみましょう。

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