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2021年2月15日

買ってはいけない土地の見分け方

311の余震がありました。
被災された皆様にお見舞いを申し上げると共に、
1日も早く落ち着ける毎日がくることを
願うばかりです。

30年間は余震の危険性があると聞いた時、
そんなことあるのか!?
と思った記憶が蘇ります。

10年後の今、余震があった。

地球って、
私たちでは計り知れない時間の流れの中で、
動いてくれているんですね。

大きな地震があると
みんな気になる土地の安全性。

改めてチェックポイントをおさらいしてみましょう。

  • 家づくりには硬質の地盤がいい
  • 古地図でチェック!?
  • 古い土地は不便かもしれませんが…
  • 斜面をどう考えるのか
  • まとめ

家作りには硬質の地盤がいい

こんにちは!西東京市を中心に
床下エアコンの家づくりをしている真柄工務店スタッフ
眞柄由紀子です。

地震があると毎度注目される地盤。

土地を探す時、
駅からの距離や日当たりばかりに
目がいってしまいますが、

地盤も重要です。

固く締まっている地盤は、
固い岩盤や砂礫をたくさん含み、

地震や大雨などの災害にも強い地盤です。
家を建てるのに好都合ですし、
土地の価格が下がり難いという特徴もあります。

軟弱な地盤の場合は、
沈下したりする可能性があるため、

土地改良工事で補強する必要が出てきます。

その改良工事で、
予想外の出費になることがあり、
建築費用を下げなければならない…、
というケースも出てきます。

土地購入前でも
簡易的な調査ができる場合は、
必ず実施するようにしましょう。

そのためにも、
土地購入前に、
当社にご相談ください。

不動産会社は土地のプロ。
建築会社は建築のプロ。

土地のプロに相談すれば十分。

という判断もあるかもしれませんが、
家づくりに適しているかどうかは、
やはり建築のプロにお任せください。

不動産会社は土地を売って終わりです。

私たち建築会社は、
建てた後も、ずっとお客様の家を見守ります。

そのためにも土地の安全性は、
キチっと調査をさせていただきます。

古地図でチェック!?

震災後、ハザードマップという単語を
耳にするようになりましたが、

ハザードマップよりも信頼性が高いのが、
古地図や、近隣のお年寄りの話です。
ハザードマップは定期的に改訂されますが、

改訂した理由が、
単なるミスプリントのこともあるのです。

人的ミスはつきものですが、
一生を左右するかもしれない、
住まいの安全性のことですから、

慎重過ぎるぐらいで丁度いい、
かもしれません。

古地図

でも、お年寄りの記憶が侮れません。
造成地であった崩落事故後の、
近隣住民へのインタビューで、

あそこは
昔から地盤が緩くて…。

という映像を見たことがありますが、
そういう話、
身近にもありませんでしたか?

  • 沼地だった場所にマンション計画
  • この間まで畑だったのに建売が建設


という記憶を
お持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん適切な処置をすれば問題ありません。
がしかし、その分コストがかかり、
販売価格が高くなっていないと、おかしい。

ということになりますよね。
地盤調整にお金がかかったから、
建物の部材を下げた。

というような明確な理由がないと、
ちょっと心配な土地かも、しれません。

古い土地は不便かもしれませんが…

造成地という単語を聞いたことがありますか?

森林や農地など(宅地以外の土地)を住宅地などにするため、
必要な工事を施した土地のこと。
「造成宅地」ともいいます。

造成地は区画整備されていて、
土地は四角く使い勝手もいい。
そしてクリニックやスーパーなども整っていて、
暮らしやすいイメージがありますが、

地盤も良いとは限りません。
元は畑や沼地だったかもしれません。

それでも宅地として販売ができます。
昔ながらの土地は、
土地の形状も様々で、
もしかしたら駅から遠い、ことも…。

古くから住んでいる人たちとの関係性に、
一抹の不安がある、
という声もいただきます。

でも人付き合いのトラブルは、
造成地だから皆無にはなりませんし、

地盤の安全性という視点からみれば、
メリットもありそうです。

斜面をどう考えるのか?

もう一つ、斜面という問題もあります。

山に囲まれている地域は、
斜面を避けることも難しい。

その斜面の安全性に不安があるのなら、
斜面を背負っている土地は避けましょう。
もちろん対策方法は色々ありますから、

いつでもご相談くださいね。

まとめ

土地神話があるくらい、
日本は建物よりも不動産の価値に重点を置きますが、

  • 人口が増える見通しはない
  • 在宅勤務で地方の土地が注目されている
  • 多様性が加速する

これらを考えると、
自分たちが何を大事にしたいのか。

これを明確にした上で
土地を探すことが
買うべき土地に出会えるポイントになりそうです。

世界に類をみない災害大国日本。
私たちは、自然の驚異におののきながらも、
幾度となく立ち上がり、
そして、その自然との共存を目指してきました。

けっして戦ってきたのではありません。

仕方ない、
という言葉には、
諦めではなく、受け入れて前に進もう!

という気持ちが込められています。
時に厳しく、
時に優しく
自然は私たちを包み込んでくれます。

八百万の神々

だからこそ自然素材の優しさを、
最大限活かした家づくりを、
これからも推進して参ります。

真柄工務店では定期的に
現場見学会を開催していますので、
まずはお問い合わせくださいね。

真柄工務店は高気密高断熱と、
自然素材が標準仕様。

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投稿者:真柄 由紀子
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