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注文住宅の施工事例

2021年2月16日

塗り壁のヒビ割れ 地震があると心配です

大地震のあとの暴風雨。
災害大国日本、厳しい試練が続きます。

暴風雨は何もない時でも、
私たちを不安にさせます。

  • 屋根が飛ばないかな
  • 何か飛んできたら…
  • 植木鉢は大丈夫かしら

311の時より
家屋倒壊が少なかったという声が聞えてきます。
倒壊された方にとって、
多い少ないは関係のないこと。

それでも、
311を教訓に一定の成果が出ているからこそ、

私たちは災害大国で生き抜いてきました。
知恵を絞って、
緩やかに前に進んでいきましょう。

地震があると多くなる塗り壁のヒビ割れの相談。
検索すると、
煽った情報も見受けられるので、
改めてまとめることにしました。

  • 塗り壁のヒビ割れはゼロにはなりません
  • ヒビ割れの原因を理解しよう
  • ヒビ割れを防ぐための対策
  • どんな補修方法があるの?
  • ヒビ割れが嫌ならビニールクロスを選ぼう
  • 真柄工務店の工夫

塗り壁のヒビ割れはゼロにはなりません

こんにちは!西東京市を中心に
床下エアコンの家づくりをしている真柄工務店スタッフ
眞柄由紀子です。

日本の家づくりはビニールクロスが主流。
ビニールクロスでヒビ割れが発生していたら、
相当な劣化で末期症状ですが、

劣化したビニールクロス

塗り壁は、ビニールクロスとは違います。

塗り壁は、ヒビ割れがあるものなのです。
確かに古い神社などで、
塗り壁が剥がれ落ちている状況を見かけますが、

それは塗り壁の末期症状。

ヒビ割れがすぐに、
あのような状態になることはありません。

ヒビ割れがあってこその
塗り壁と言っても過言ではありません。

ヒビ割れの原因を理解しよう

塗り壁のヒビ割れには原因があります。

  1. 急激な乾燥
  2. 下地や構造などの動きによる影響
  3. 地震などによる地盤の動き

急激な乾燥を避けるため、
締め切った部屋で
塗り壁工事をすることが一般的です。

下地や構造の動きは、
ドアの開け閉めでも影響があります。

地震以外にも、
近隣道路工事などの影響の可能性も
否定はできません。

塗り壁ヒビ割れ

ヒビ割れを防ぐための対策

原因を考えると、
ヒビ割れをゼロにすることは難しいのですが、
もちろん予防策はあります。

  1. 工事する時期を選ぶ
  2. 厚く塗り過ぎない
  3. フラットにこだわらない

乾燥が苦手な塗り壁は、
寒い季節の工事は避けた方がいいのですが、
忙しい現代社会、
この選択肢の実現は、大変です。

ヒビ割れは仕上げ方も影響します。

標準施工以上に厚塗りにしたり、
フラット(平滑・押え)仕上げをするために、
何度も同じ個所をコテで動かすことで、

ヒビ割れし易くなるのです。

どんな補修方法があるの?

ヒビ割れの状態と、
塗り壁の種類によって
補修方法は変わりますが、

一般的には

同じ塗り壁で、
小さなブラシで丁寧に割れている部分を
埋めていきます。

割れが大きい場合は、
塗り直しとなりますが、
補修した部分が分かり難いという
メリットもあります。

ネット検索すると、
ボンドを使うなど、
様々な補修方法がありますが、

当社で採用している塗り壁は、
自然素材ですので、

ボンドなどケミカルな材料での補修は、
避けたいと考えています。

ヒビ割れが嫌ならビニールクロスを選ぼう

以上みてきた通り、
塗り壁とヒビ割れは切っても切れない縁。

ヒビ割れが嫌だ!
という声が大きくなることで、
ケミカルな塗り壁が増え、

ヒビ割れの心配のない、
ビニールクロスが日本の家づくりの
主流となってしまいました。

塗り壁は、土と水で作られた自然素材。

自然を人間がコントロールすることは、
なかなか難しい。

だからヒビ割れがゼロにはならないし、

ゼロを目指さないから、
ナチュラルが受け継がれ、
湿度をコントロールしてくれたり、
空気清浄機能が期待できるのです。

真柄工務店の工夫

ヒビ割れも含めて、
塗り壁の特徴とはいえ、

あまりにヒビ割れが多ければ、
お客様も不安になりますよね。
真柄工務店では、

ヒビ割れし難い塗り壁を選び、
施工方法も工夫することで、
限りなくヒビ割れが少なくなっています。

でもゼロではありません。

ゼロにすることで
ケミカルな素材を使うことを良し、
としていないからです。

ヒビ割れを塗り壁の欠点と考えたとしても、

機能性の高さや
見た目の素晴らしさには、

その欠点を補って余りある素材なのです。

注文住宅塗り壁施工事例

真柄工務店では定期的に
現場見学会を開催していますので、
まずはお問い合わせくださいね。

真柄工務店は高気密高断熱と、
自然素材が標準仕様。

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投稿者:真柄 由紀子
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