若い大工さんの育て方
こんにちは!
自然素材を使った木造住宅専門真柄工務店代表の眞柄大介です。
先週末は、西東京市で完成現場見学会でした。
土曜日は小雨が降り、日曜日は完全に朝から雨でした。
そんな雨の中、沢山の方々にご来場いただきまして、ありがとうございます。
雨で気温が下がり寒かったので、
床下エアコンの良さを丁度体感していただけました。
見学会が終わり夜は、感謝の会が開かれました。
以前ブログでご紹介した、大工人生60年の幕を閉じる事を、
決意された古川大工さんの「感謝の会」です。
私が29歳の頃からお世話になり、私の人生に分岐点に関わった方です。
当時私は、外断熱で有名な会社でお世話になり始めで、
古川棟梁さんの現場にお手伝いで配属されました。
私が使える大工か、使えないか判断される状況でした。
あの時、棟梁に使えない大工と判断されてしまえば、
今の私は無かったと思います。
何故なら外断熱の知識は、その会社で働くことが
出来たからこそ、身についたからです。
当時の私は、棟梁から見ればきっと足りない部分も
多々あったと思いますが、良い所を褒めてくれました。
私の所に、昨年古川さんにお手伝いを頼んだ時も、
私の会社の若い大工に対しても、
良い所を褒めて伸ばしていただきました。
古川さんは、これまでも沢山の若い大工さんに
仕事を教えてきた大先輩のなので質問してみました。
「若い人を育てるコツは何ですか?」
「人間どうしても、出来てない部分や駄目なところばかりを口にします。
完璧な人間なんて一人もいないし、一人で生きれる人間もいない。
出来てない部分はやって見せて、
出来たら褒めてあげれば黙っていても伸びるよ」
キャリアの違いか、器の違いか、重い言葉でした。
サラリーマンから転職して大工に志願してきた
近藤君と古川さんと初対面でしたが、
沢山のアドバイスを貰ってやる気に満ち溢れていました。
現場ではお会い出来ませんが、こ
れからも、末永くお付き合いの程よろしくお願いします。
真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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