西東京・多摩で高気密高断熱、床下エアコン、自然素材・無垢材の新築・注文住宅 | 真柄工務店

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高気密高断熱にも種類がある。真柄工務店がG3を目指さない理由。

高気密高断熱が注目を集めています。

・温暖化による地球環境の変化
・SDGsへの高い関心
・在宅時間が増え心地良さに貪欲になっている

こんなことが背景にありそうですが、
高気密高断熱と一言でいっても種類があり、

その性能を確保するためには、
豊富な知識と経験、
そして高い技術力が必要です。

当社は30年近く、
高気密高断熱を追求してきましたが、

進化する技術や情報をキャッチすることを怠らず、
今できる最高の高気密高断熱を目指しています。

30年、高気密高断熱を追求してきた理由。

こんにちは!西東京市を中心に
床下エアコンの家づくりをしている真柄工務店スタッフ
眞柄由紀子です。

高気密高断熱に関心を持っていただき、
ありがとうございます。

当社代表は20代の頃から、
高気密高断熱住宅に携わってきました。

・窓を開けたほうが気持ちがいい
・気密性の高い家なんて気持ち悪い
・そもそも無駄なハイスペックではないか

というような意見が大半を占める中、
コツコツ経験を積めたことが、
今に繋がっています。

任せていただいたお客様に、心から感謝します。

地球環境の変化を
予測できたほど未来が
見えていたわけではありません。

でもランニングコストが下がるメリットは
素直にいいなぁと思っていましたし、

何より結露を防ぐことは、
家の寿命を延ばすことに繋がり、
お客様にとっても大きなメリットになると確信しました。

それでも高気密高断熱の初期投資の大きさに、
難色を示す方も少なからずいらっしゃいました。

耳馴染みもないですし、
四角い感じが6つも並んで、
読み難いですしね…。

高気密高断熱で、断熱材は何でもよいと思っている理由

完成見学会などで、
一番多くいただく質問は、

断熱材は何を使っていますか?

高気密高断熱には、
断熱材が重要だという認識をお持ちのようですが、

真柄工務店では、
あまり重要視していません。
意外かもしれませんが、

性能的にどの断熱材を選んでも大差はありません。


断熱材の性能を、
しっかりと出す為に必要なのは
「施工者の知識」と「技量」です。

断熱性能を示すUA値やQ値は、計算上のお話です。

高性能の窓や断熱材を、
ある程度の厚みを入れれば、
どの会社でも計算上の高断熱住宅は出来上がります。

でも断熱性能をしっかり担保するには、気密性が一番大事です。

気密性能を示すC値は、
計算上では出てこない数字のため、
気密測定士による現地での測定により、出てくる数字です。
その数値は施工の技量に大きく左右されるのです。

クーラーボックスをイメージしてみてください。

密閉されていれば、
何時間も冷たさや暖かさがキープされますが、

ちょっとでも隙間が空いていたら、
氷が解け、
熱湯が常温になってしまいます。

冷気で冷やされている冷蔵庫も、
扉が開いていたら、
しっかり冷えません。

最近は音でお知らせしてくれますが、
昔は、アイスクリームが解けて、
子供たちを何度ガッカリさせてしまったか…(笑)

適切な断熱材を、
適切な厚みで入れることは適正価格に繋がります。

そのため当社では、
断熱材の種類や量ではなく、
密閉性を高められる技術向上に力を注いでいるのです。

高気密高断熱ですがG3を真柄工務店が目指さない理由


高気密高断熱には、種類があります。

G3(HEAT20 G3)が一番高性能となりますが、
真柄工務店ではあえて、
G2(HEAT20 G2)を目指しています。

当社が北関東以北であれば、G3を目指します。

温暖化の影響で冬が厳しくなっているとはいえ、
東京23区近郊であれば、
まだまだG2で十分という判断です。

G3を目指すためには、
トリプルサッシ、断熱材を厚くするなどが必要で、

それはコストアップに繋がります。

G3(HEAT20 G3)にするためのコストアップ分が出せるのなら、
自然素材や、デザイン性を考慮して、
オシャレで気持ちのいい家に暮らしましょう!

というのが真柄工務店からのご提案です。

気密性が高いからエアコン一台で快適に過ごせる

真柄工務店の高気密高断熱住宅は、
エアコン一台で快適に過ごせることを目指しています。

各部屋にエアコンがないだけで住まいがスッキリします。
室外機の数も減りますので、
2階用の室外機をベランダに設置する必要もなく、
スペースを有効活用できます。

そして地球温暖化への影響を小さくすることもできます。

そのためには気密性の高い家をつくれる技術と、
エアコンは24時間稼働させることが前提になります。

24時間稼働させていたら、
エコじゃないと
ご指摘を受けることがあります。

でも、ちょっと待ってください。

複数台エアコンを使うよりも、
ぐっと電気代は易くなります。

もう一つ、エアコンは室温を設定温度にするまでが、
いちばん負荷がかかり、電気代も高くなります。
こまめにスイッチをオン・オフにせず、
適温になった温度を自動運転で保つ方が電気代が節約に繋がります。

これは適温を自動で保つ機能がついている最近のエアコンの場合。

古いエアコンは状況が変わりますが、
これから新に床下エアコンを導入する方は、
安心して24時間稼働させてください。

こまめなスイッチのオン・オフについては、
電力会社のサイトでも紹介していますので、
ご自分で調べてみてください。
新しいエアコンの方が省エネ、っという話もすぐにみつかります。

とはいえエアコン一台です。全館空調とは違います。

高気密高断熱住宅を追求し、
床下エアコンに出会った時に、スゴイ!って思ったんです。

単純に考えて、
エアコン一台なら光熱費が下がるし、
初期投資も押さえられる。

全館空調で800万かかるシステムがあることを考えると、
破格の費用です。

これなら喜んでいただけるのではないか、と考えました。

お蔭様で、床下エアコンという仕組みが、
知られていない頃から、
たくさんのお客様に採用していただき、
多くの経験を積ませていただくことができました。

ありがとうございます。

最近では床下エアコン目的で、
来社される方がほとんどで、
市民権を得たなぁ、と感じています。

同時に、少々不安に感じることもあります。

床下エアコンは魔法の家づくりではありません。
当たり前ですが欠点もあります。

床下エアコンが有効に機能するように、
間取りを工夫したり、
エアコンの機種や機能も家の規模を考慮して選んでいます。

それでも1Fと2Fとで、
多少の温度差が出ることもあります。

それは日射遮蔽が影響しているかもしれません。
設計当初とは近隣環境が変わったからかもしれませんが、
エアコンが一台で頑張ってくれています。

そのエアコンが最大限の仕事をしてくれるように、
私たちも切磋琢磨しながら、
気密性を高める工夫をしていますが、
全館空調とは違います。

床下エアコンは
魔法の工法ではありません。

全館空調よりも低い初期投資はなくても、
それに近い快適さを得られる。
それが真柄工務店の、高気密高断熱住宅。
数値は、G2(HEAT20 G2)を目指していますが、

G2.5が平均です。

絶対にG3(HEAT20 G3)がいい!と希望されている方は、
他社へご相談ください。

真柄工務店では、
無垢フローリングと塗り壁を使い、
設計士がセンスよく仕上げてG2.5(HEAT20 G2.5)が平均です。

当社の工事金額の目安は下記でご紹介しています。
https://www.magara-koumuten.co.jp/works

資金計画がまだの方、
土地購入もコレからの方も、
お気軽にご相談ください。

オンライン相談もご用意しています。
https://www.magara-koumuten.co.jp/event/onlineconsule

バーチャル見学会もございます。
https://www.magara-koumuten.co.jp/vr/hatei

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投稿者:真柄 由紀子
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