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マンションで遮音無垢フローリングにする秘訣

最近マンションの無垢フローリングに関する
ご相談が増えています。

マンションで遮音無垢フローリングにするには、
まず管理組合に使用できる遮音性能規定を確認する必要があります。

それ以外にマンションで、遮音無垢フローリングにする
秘訣を書いてみましょう。

床暖房の有無を確認する。


西東京市で自然素材を使った気持ちの良い家造りをしている
真柄工務店代表の眞柄です。

多くのマンションは、床暖房が組み込まれている場合があります。
床暖房を使用していると、既存床板を剥がすときに、
一緒に剥がれてしまいますので
殆どの場合は床暖房のやり替えになります。

又床暖房の場合は床暖房に対応している、
無垢フローリングを選ぶ必要があります。

コンクリート直貼り工法の場合

多くの場合は、マンションの遮音フローリングは、合板タイプです。
マンションの遮音フローリングは、足で踏んだ感じが
柔らかい場合は、フローリングの裏に遮音マットがついているタイプです。

遮音マット付フローリングは、全て接着剤で貼って行きますから、
コンクリートに直にフローリングが張られています。

ですから、剥がすのに、手間がかかる作業になります。
既存フローリングを剥がさず、重ね貼りをしても良いですが、
無垢フローリングを貼るのには、既存マットが柔らかいので、床鳴りのリスクが伴います。

置き床工法の場合

置き床工法は、コンクリートに直にフローリングを貼る方法では無く
床をかさ上げして、遮音性能を取る方法です。

この工法の場合は、床の下地で遮音性能を取っているので、
改めて遮音マットは必要なく一番コストがかからないで、
無垢フローリングにすることが出来ます。

幅木を一度外して、無垢フローリングを貼る。

壁と床の取り合い部分に、幅木と言われる部材がついています。
高さが6㎝程度のものです。
これは、壁材と床材の見切りをつけるために、必要な部材で、掃除機から
壁を保護する役目もあります。

無垢フローリングにする場合、既存床を剥がさず重ね貼りする時には、
この幅木の交換もお勧めします。

無垢フローリングは、生きているので湿度によって、
板の幅が大きくなったり小さくなったりします。

幅木を交換することによって、
壁と無垢フローリングに隙間を取ることが出来るので、
湿度が高い時に、無垢フローリングの板幅が大きくなっても
隙間で吸収できます。

幅木を入れ替えない場合は、全て無垢のフローリングを
既存の幅木に突き付けて貼る方法になりますから、
無垢フローリングが大きくなる時に逃げ道が無く、
フローリングが盛り上がる現象がでます。

マンションで遮音無垢フローリングにする秘訣
についてお話しましたが、いかがでしたか?

まずは、管理組合に無垢フローリングにする時には、
遮音性能を確認する。
床暖房の有無を確認して、既存フローリングの施工方法に
よってやり方が違う点についてお話しました。

真柄工務店は、暖涼の家を自然素材と組み合わせて
快適な空間造る地域密着工務店です。

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