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2015年1月16日

中古住宅リフォ-ムは勉強の場

こんにちは!
自然素材を使った木造住宅専門真柄工務店、代表の眞柄です。
府中市で中古住宅を購入された方のリフォ-ムが本格的に始まりました。
ご両親様と同居をするために購入した元々2世帯住宅で建てられたお家です。

 無垢桧のフロ-リングに張替えて、壁天井は左官職人による手造り感いっぱいのお部屋に大変身します。
現在お風呂が狭いため0.75坪タイプでしたが、1坪に広げて行きます。
既存の柱が有るため柱を抜き、屋根の加重が掛かっているため、梁をいれて補強していきます。
リフォ-ムの場面では間取り変更する時に、この様な柱を抜いて梁を入れていく作業がかなりあります。
柱を抜くと言っても、何も考えないで抜いているわけでは無いんですね。
キチンと基礎の状態を確認しないと工事は始める事は出来ません。
この様な仕事は若い大工さんには、新築工事をやるよりもとても大切な勉強になります。

先輩大工さんの構造の掛け方や仕口や技術を沢山見ることが出来る絶好の機会なんです!
昔??と言っても私が大工に修行に入った33年前は、大工さんが構造的な計画をして
木組みを考えて家が建っていました。
梁の大きさや、梁の掛け方などを考えて「手板」(大工さんが構造図面を自分でべニア板などに書き入れたもの)に書き入れて墨付け(材木一本一本に加工する線を書き入れていく事)の作業に入っていきました。

墨
墨付けが出来る事は一人前の証で、憧れでした。墨付けが間違えてしまえば、上棟日に家が建たないので、それはただ事ではありません。
私が初めて墨付けをした現場の上棟前日は、緊張で一睡も出来ませんでした。

刻み
最近は、工業化近代化が進み構造的な事を大工さんがやらなくて良くなり、墨付けや加工も全て工場で加工されて来ます。
若い大工さんが構造的な事に触れて、少しですが墨付けや加工する機会はリフォ-ムで学ぶしかないのが現状です。
若い職人さんを育てるためにも、昔の様に墨付けや加工が出来る環境をいち早く整えて行きたいと思います。
真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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投稿者:真柄 大介
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