- 常務の自邸づくり
自邸づくり

こんにちは。
真柄工務店の常務取締役の眞柄です。
この度、縁あって自邸を建築することになりました。
せっかくですのでブログという形で、土地の購入から完成までをご紹介することにいたしました。
これから家づくりを始める方の参考にしていただければ幸いです。
まずは何から?
家づくりを考えるきっかけは様々かと思いますが、私の場合は長男の小学校入学がきっかけでした。
とはいっても、具体的に土地探しを始めたのは2024年に入ってから。
長男が年長に上がるタイミングでしたので、設計から工事・引き渡しまで1年は掛かる事を考えると、スタートが遅すぎでした。
やはり土地探しからとなると、完成まで余裕を持って1年半~2年はみておきたいですね。
色々と考えた結果、土地が決まり次第、長男が転校せずに済むように、購入した土地の近所の賃貸に一旦引っ越すことにしました。
土地探し
私は職業柄、沢山の土地を見ていますが、いつも感じていることは【理想の土地は存在しない】そして【理想の土地があっても高くて買えない】ということです。
なので自宅の土地はあまり拘らず、以下に条件を絞って探しました。
■35坪以上
■3500万円以下(総予算-建物代-諸経費=土地代)
■駅からの距離は考えない(車通勤のため)
■四角形の土地で間口が9m程度
■なるべく平坦な土地
■上下水道・ガス有り
■ハザードマップに掛かっていない
間口に関しては、あまり狭いと建築する建物も細長くなってしまうので、耐震的に不利になり余計なコストがかかるのと、高低差のある土地や、ライフラインがない土地も後の建築コストに関わってきます。
そして一番大事な価格ですが、家づくりの総予算から、建物の建築費を引いた残りを土地代に充てることをオススメします。
もし仮に総予算7000万円の人が先に5000万円の土地を買ってしまったら、残り2000万円で建物を造ることになりますが、昨今の原材料費・人件費高騰のなかでは中々難しいと思います。
ですので土地探しの前に、自分たちがの理想の家が一体いくらで建つのかを把握した上で、その建築会社と相談しながら一緒に土地探しをしたほうが、建築的な目線でアドバイスもしてもらえて、失敗は少ないのではないでしょうか。
次回は
土地取得後はいよいよ、設計へ進みます。次回は設計のプロセスについてお伝えいたします。