- 現場ブログ
【process4】土台敷き、そして上棟へ
こんにちは、真柄工務店の広報・小牟田です。前回は弊社常務・眞柄の自邸(以下、眞柄邸)の基礎工事の模様をご紹介いたしました。ここからは大工さん達による、『建て方』という作業に入ります。建築の骨組みが姿を現す、お家づくりのハイライトともなる工程の一つです。
『土台敷き』からスタート
『建て方』は二日間に渡る作業となりますが、最初に行うのがこちらの『土台敷き(どだいしき)』という床組みを作る工程です。前回の基礎工事で完成した基礎立ち上がりの上に、土台や大引きなどの床を支える横架材をかけ渡します。

基礎の上に檜の土台、そこから大引き、床下地合板用の受け材を渡していきます。プレカットされた全ての材料には「い、ろ、は、に…」と番号と一緒に振られており、図面でその位置が分かるようになっています。

土台の上に載せられているのは大引きを支える鋼製束です。高さを調整して現場で専用接着剤で固定していきます。

大工さんの仕事は一つ一つは手作業。作業風景を見ているとどの動作も的確で素早いのですが、丁寧な家づくりの舞台裏を垣間見ることが出来ます。
土台下の気密

こちらは土台の上からボルトを締めている所ですが、基礎の立ち上がりの上面と木材の土台との間に、気密を取るためのシート状の「気密パッキン」を敷いています。床下の断熱に加え、真柄工務店の高気密高断熱の家づくりには欠かせない工程の一つです。

この日は常務の息子さんも見学に来ていたので、雰囲気だけですがお手伝いをしてもらいましたよ。こんな和やかなひと時もありながら、作業は着々と進みます!
作業は終盤へ
日が暮れはじめた頃には作業も終盤へ。しっかりと組み立てた床組みの上に、床下地合板を置いていきます。

床下地合板も柱に干渉する部分はプレカットされています。こちらは仮置きの状態ですが、一階の床面積の広さを実感することが出来ます。実際に床が張られるのは一か月程先です。
次回はいよいよ大工さん総出の大仕事、『棟上げ』へと進みます!この日の若手大工さん達の作業風景は、YouTubeとInstagraにて動画でご紹介しています。そちらも是非ご覧ください♪
“心地よさを組む、木の家ビルダー”
株式会社真柄工務店