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  • 常務の自邸づくり

上棟

上棟

基礎工事も無事終わり、土台を敷いたらいよいよ上棟です。
実際に建物が組み上がっていく光景は、家族にとっても一生の良い思い出となります。

 

 

準備



本当は自分の家は自分で建てたかったのですが、私が現場に入ってしまうと会社全体の業務に差し支えがあるという事で、大工工事は信頼できる大工さんにお任せし、現場監督として管理側で参加することになりました。

大工さんからは「自分でやったほうがいいんじゃない?家族にも思い出になるし」と言ってもらいましたが、

いやいや、ブランクもあるし目も見えないし無理です・・・

 

 

そもそも上棟って?



家を建て始める一番最初の作業が「上棟」です。

「棟上げ」「建前」「建て方」と呼ばれたりもしますが、大工さんと鳶さんが協力して、柱を建てたり梁を組んだりしながら家の骨格を組み上げていきます。

昔は柱の加工や梁の加工も大工さんが行っていましたので、この加工が間違っていると大事件で、鳶さんが「おい!この梁のホゾ穴、間違ってるぞ!」と上から梁を投げつける、なんてこともあったとか。

先輩大工さんが「上棟の前日は、加工が間違ってないか心配で眠れなかった」と言っていたのを思い出します。

 

もともと私も20年以上大工として働いてきましたが、自身はどちらかというと上棟は楽しみなイベントのような感覚でした。

前日に髪を散髪して作業靴を新調し、「さあまた新しい現場だ、頑張るぞ!」と気合が入ります。

 

また、この日がお施主様と顔を合わせる最初の日ですので、お互いが

「どんなお客さんなんだろう」

「どんな大工さんが我が家を作ってくれるんだろうか」

とちょっとドキドキするのも上棟日です。

 

というわけで、我が家も2025年9月25日に上棟日を迎える事となりました。

 

 

上棟式・餅まき



上棟のあとに行われる、「上棟式」というものがあります。

無事に棟が上がったことへの感謝と工事の無事を神様に捧げる儀式ですが、

その昔は「餅まき」といって近隣の方も誘ってお餅を撒いたり、唄を歌ったり、豪勢な食事とお酒を振る舞う宴が夜まで続いたり、

「棟梁送り」といって、最後はみんなで棟梁を自宅まで送り届けるなどの風習がありました。

それだけ家を建てるということが、特別でおめでたい事だったのですね。

 

最近は時代の変化と共にかなり簡略化されて、お清めとご挨拶程度で済ます事が多いのが実情です。

工務店としては本当にこれでいいんだろうかという思いもあり、今回の上棟式に合わせて地域の子どもたちに日本の古き良き文化に触れてもらう【ミニ上棟体験】と【餅まき】を開催することにしました。

 

また次回のブログでその様子はお届けいたしますね!