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2018年3月20日

樹脂窓なら結露は無いのか?

樹脂窓なら結露は無いのか?
先日2018年第一回目の完成見学会が行われました。
床下エアコンの実力を体験してもらうためには、
もう少し寒い時期に開催したかったのですが、建築はどうしても
天候などに左右されますので思う通りには行きません。
それでも、沢山の方々にご来場いただき大変ありがたいです。
今日はサッシのお話をしたいと思います。

こんにちは。西東京市でW断熱+自然素材の家造り、真柄工務店代表の眞柄です。
完成見学会を開催すると、家が暖かいのは断熱材の性能が良いと思っている方が
とても多くいらっしゃいます。
確かに断熱材の役目もありますが、まず拘って欲しいのがサッシの性能です。
何故なら、暑さの7割寒さの5割は窓に原因があるからです。

外側アルミ内側が樹脂で出来た窓は
樹脂窓ではありません!

完成見学会を行うと外側がアルミ、内側が樹脂で出来た窓も
樹脂窓と勘違いしている方も稀にいらっしゃいますが、
それはアルミ樹脂複合型と言います。
今現在の売れている窓の7割がこの樹脂複合型サッシですが、
樹脂複合型サッシも結露を起こします。
サッシの結露はサッシの枠の素材ですべてが決まります。
ガラスと枠の断熱性能を比べると枠の方が断熱性能が低いので枠の性能で決まるのです。
外気温が0度相対湿度50%の時露点温度は約9.3度です。
下記の表を見ていただくと分かるように樹脂複合型サッシは全て結露起こしています。

樹脂窓なら結露は無いのか?
樹脂窓にしたら結露はなくなるのか?
結露は温度と相対湿度で露点温度が決まりますのでいくら樹脂窓でも、
相対湿度が上がれば結露は起こします。

折角樹脂窓なのにアルミスペーサーは勿体ない
折角樹脂窓にしたのに、スペーサーと呼ばれるガラスとガラスの間の部分を
アルミのままににしてしまう業者が多数います。
この部分は、一般の方にはわかりにくい部分ですので工務店に確認してみましょう。
コストUPは殆ど無く性能は向上しますので、是非樹脂スペーサーにしてもらいましょう。
アルミスペーサーと樹脂スペーサーではサッシの表面温度は3度も変わりますから
結露リスクも低くなります。
ただし、防火樹脂サッシではアルミスペーサーしか設定はありませんので要注意です!


いかがでしたか?
サッシにも選び方がいろいろあります。
今回は大まかな性能のお話でしたが、ガラスの種類やサッシの開き方によっても選び方は沢山あります。
続きは又次回にします。

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投稿者:真柄 大介
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