収納を考える前に、物の整理から。

こんにちは！
自然素材を使った木造住宅専門真柄工務店、代表の眞柄です。
お客様とプランの打ち合わせの中で一番ご要望が多いのが収納です。
収納を考える前に、まず一番最初に行う事は物の整理からです。

収納が少ない狭いと言っても、スペ－スには限りがあります。
収納を大きく作っても結局は、引っ越しの時のダンボ－ルのままで、開けることなくそのままだったりしませんか？

家造りをする時は、引っ越しがつきものですから、物を整理するのにはとても良い機会です。

まず物を3種類に分けて整理していきましょう。箱などを用意して必要な物、迷う物、不要な物をいれていきます。家造り計画の時からこの整理を始めて、引越しまでに迷う物の中から出なかった物は、処分の方向で考えると良いと思います。
物の整理には、ル－ル造りが大切です。ル－ルが無いから物が増えていくのです。

次に収納スペ－スの計画です。一番大事な事は、そのスペ－スに何を収納するかです。
昔の家の様に押入れと言えば3尺（910ｍｍ）と言う様な考え方ではなく、収納する物によって奥行きを決める事が大切です。
例えば、布団を収納するのであれば奥行き3尺で良いのですが、洋服だけを入れる目的であれば600ｍｍで十分です。残りの20ｃｍを部屋のスペ－スにした方が有効的です。
ご要望が多いウォ－クインクロ－ゼットですが、 人が歩くスペ－スの確保（約500ｍｍ）や中に置く収納ＢＯＸや引き出しを引くスペ－スも必要なので意外と収納として使えるスペ－スは少ないです。

クロ－ゼット内はパイプハンガ-や棚の配置の仕方が重要なポイントになります。
吊るす洋服が多いのか、たたむ洋服が多いのかによって仕切り方も変わってきます。
また、Ｌ字型クロ－ゼットはコーナ－部分が有効活用出来ないので
収納重視するのであれば、Ｌ字型クロ－ゼットよりＩ型クロ－ゼットがお勧めです

収納スペ－スを多く取ってしまい、生活スペ－スが狭くなるのでは無く収納する物を減らして、生活スペ－スを広くしたいですね。
真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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