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上棟式と紅白丸餅
こんにちは!自然素材を使った木造住宅専門
真柄工務店、代表の眞柄 大介です。
昨日は稲城市でT様邸の上棟でした!
上棟って家を新築するときに、
柱や梁を組み上げていく作業です。
柱一本一本を大工さんと鳶さんが建てて、その上に梁を掛けていきます。
ふらふらする、僅か12㎝幅の木の上を歩いていくのです。
正に、命かけです。高さ6m以上の所に平均台があり
歩いて行くのと同じですから、怖くて当たり前ですよね。
私も大工の修行時代は、怖くて歩けませんでした。
今ではレッカー車で重たい材木を吊って、梁が入る場所まで持ってきてくれますが、
当時はレッカー車など使わなく全て人力でした。
重たい梁にロープで結んで、引っ張り上げるのですから、曲芸並みです。
今では上棟前に足場を全て掛けてから、上棟をしますが昔は足場も後からが普通でしたので、
掴まるところもありません。本当に今では、考えられないくらい危険でした。
上棟が終わると、上棟式が始まります。
上棟式は、建物の守護神と匠の神様を祀って、棟上げまで工事が終了した事に感謝して、
以後の工事も無事に工事が完成する事を祈願する儀式です。
その歴史は古く、平安時代から行われていたそうで、
日本だけでなく海外でも似たような儀式は行われているので驚きですね。
上棟式は、東京では簡略され、建物の四隅に塩、酒、米は撒いてお清めをする程度です。
地方では、近所の人にお菓子、餅、お金を投げて振る舞う所もあるようです。
上棟式に使う餅は紅白の丸いお餅です。
これは、ご近所の方と角を立てないで、
何があっても丸く収めると言う意味があると言われています。
昨日はT様のお父様が、福島県からお見えになり、紅白の丸餅を用意してくださいました。
T様のお父様は福島県で大工さんをしているので、余計に身が引き締まる思いでした。
上棟後T様から頂いた鯛を美味しくいただき、
大工さんとT様の期待に応える仕事を誓い合いました。
真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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