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2023年12月14日

カビの発生原因を知ろう「温度」「餌」「時間」「湿度」という4つの原因と対策

カビは生活環境に潜んでいて、
健康や住環境に悪影響を及ぼすことがあります。

当たり前のように存在しているカビですが、
その発生のメカニズムを知らないまま、
カビ対策をしている方が多いのではないでしょうか。

カビの発生には「温度」「湿度」「餌」「時間」の4つの要素が関係しています。

このブログでは
この4つの要素がカビの成長にどのように影響するのか、
4つをどう管理して、
カビの発生を防ぐかについて詳しく解説します。


原因1.温度カビの成長に最適な環境

こんにちは!西東京市を中心に
床下エアコンの家づくりをしている真柄工務店スタッフ
眞柄由紀子です。

カビは20~30度の温度範囲でよく成長します。

寒くもなく、暑くもない温度は
人間にとって快適であると同時に、

カビにとっても最高の環境です。

高気密高断熱住宅は、
人間にとって快適な温度をキープしてくれますが、
反面、カビにとっても好都合な条件が揃っているのです。

人間にとって快適な温度を、
改善するのは難しく、
カビ対策としての
温度管理は当社では不要と考えています。

他の原因を対策することで、
カビは防げるので安心してください。

東京都|葉蔭のいえ


原因2.餌 カビの栄養源

カビは有機物を栄養源として成長します。

有機物と聞いて思い浮かぶものは、
紙、木材、布などの自然素材でしょうか。

となると、
自然素材を避けて
生活環境を整えればカビが発生しない?

残念ながら、
それは間違いなのです。

生活環境での、
最大の有機物は「人」。
つまり皮脂、フケ、唾液など人が生きていく上で、
どうしても発生してしまう有機物を、
カビは餌として成長します。

カビはどこにでも発生します。
自然素材だからカビが発生しやすい、

というのは大きな勘違いなのです。

皮脂やフケ、唾液を除去するためには。
人が生活しないか、
丁寧な掃除が必要になります。

物の整理整頓も、重要ですよ。

原因3.時間 カビが成長するために必要な期間

カビは空気中に、
当たり前のように存在します。

その時は目に見えないのですが、
私たちがカビとして認識するまでには、
ある程度の時間がかかります。

空気中に飛んでいるカビが、
壁など着陸し、

ある程度の時間が経過すると
カビは繁殖してきます。
それを防ぐためにはコマメな掃除が有効です。

掃除好きの方のお住まいで、
カビの発生は少なくなります。

カビ菌が壁に付着しても、
そこに餌があっても、
小まめに掃除をすることで、
滞在時間が短くなり、
繁殖を抑えることができるんです。

掃除って、大事ですねぇ。

でも大丈夫です。
掃除嫌いでも対策はありますよ。

原因4.湿度 カビの生育に必要な水分

湿度が高い環境はカビの成長にとって理想的です。

湿度が60%以上になるとカビのリスクが高まりますが、
高温多湿の日本では
すぐに60%以上になります。

さらに人が暮らすだけで、
室内の湿度が高くなります。

調理、入浴、
そして人が呼吸するだけで、
湿度が発生します。

加湿器などを使用していないから大丈夫。

は間違いです。
そして燃焼型の暖房器具、
ガスストーブや石油ストーブを
稼働させることで、
湿度が高くなるのです。

湿度のコントロールって
大変そうて思いませんでしたか?

掃除好きの方以外で、
一番対策しやすいのが湿度なのです。

カビを恐れるなかれ。原因すべてが揃ってカビが発生する。

温度、餌、時間、湿度

この4つが、
すべてをクリアさせないとならないとなると、
至難の業ですが、

カビは4つの原因が揃って初めて、
繁殖します。

つまり1つでも取り除けば、
私たちの暮らしから、
カビをゼロにすることはできるのです。

お掃除好きなら、毎日の小掃除を。

お掃除嫌いの方に、
オススメなのが湿度コントロールです。

換気設備はもちろんですが、

その機能を補うために、
活用してもらいたいのが調湿建材。
壁、天井そして床に、

調湿性能があれば、
それだけで湿度コントロールが完了です。

ランニングコストもゼロ。

家の中で一番広い面積である壁、
そして何も利用されていない天井を、
調湿建材にするだけ!

調湿建材はJIS規格で数字が決まっていますから、
選択しやすいのも、いいですよね。

カビは私たちの健康と住環境に影響を与えます。

その発生原因と対策を理解することで、
カビのない快適な生活を目指しましょう。

もっと具体的に対策したいという方はは、
ぜひモデルルーム見学にお越しください。
実際の住環境でのカビ対策を体感し、
理想的な新築のためのヒントを得ることができます。

ぜひ、モデルルームを訪れて、
省エネ住宅を体感してくださいね。
モデルルームのご予約はコチラからお願いしています。

投稿者:真柄 由紀子
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